完全リモートワークで働けるソフトウェア企業4社
グローバルな労働市場は勢いよく変化しており、その変化のスピードも早いものです。特に、ここ数年間は、リモートワークの人気が高まってきました。デジタルノマドのメリットをはじめ、新たなリモートコラボレーションツールやテクノロジーが普及したことにより、社員が週40時間同じ屋根の下にいなくても、より生産的なリモートワークが可能になったのです。
2020年以来、この新しいトレンドは世界各地で浸透していき、一部の企業では、週何日かを「在宅勤務」にするのを認めているところもあります。また、コワーキング施設が至る所に誕生し、信頼できるインターネット接続さえあれば、家やオフィスだけでなく、どこでも本格的な仕事ができるようになりました。ただリモートワークを導入しているだけでなく、リモート社員のための充実した福利厚生、リモート社員でも輝かしいキャリアを歩み活躍できる職場環境を提供しているソフトウェア企業を知りたい人は、ぜひこのまま読み続けてください。
1. 10up
10upは、オンラインデザインと開発コンサルティングのサービスを提供している企業です。オンライン戦略やマネジメント、コンピュータプログラミング、消費者体験、高度な機能、クラウドインフラなど、知識豊富な専門家がサポートしてくれます。同社では、どこからでも働けるフレキシブルな勤務体系、設備手当、健康保険、歯科保険、生命保険、有給休暇、バケーション休暇などが用意されています。現在は、デザイナー、開発者、会計士、クライアントアシスタントなど、12種類の職種を募集しています。また、金曜日には、仕事のルーティンを自動化したり、今後の目標を立てたりするアクティビティを行っているそうです。
2. Automattic
WordPress.com、WooCommerce、Longreads、Gravatar、そしてTumblr。これらはすべて、完全リモートワークで勤務しているAutomatticの社員によってデザインされた高品質のプロダクトです。現在、1000人以上のAutomatticの社員が世界77カ国に広がっており、96つの異なる言語を使って活躍しています。才能さえあれば、どこにいても仕事があるのです。同社は企業として、多様性、平等性、そしてリモートワークにおけるインクルージョンに尽力しています。現在、エンジニアリング、デザイン、ビジネス開発、ビジネスマーケティング、人事、法務、経理など、さまざまな役割を担っている職種を募集しています。
3. Buffer
Bufferは、ソーシャルメディアスケジューリングツールのトップ企業の一つで、ユーザーがソーシャルメディア上でブランドを開発し、企業を成長させるのを支援しています。2010年に米国で設立された同社は、現在ではShopify、Github、Intercom、Basecampなど、7万3,000社以上のクライアントを抱えているそうです。社員85人は、世界15カ国から働いていて、まさにグローバルチームです。住まいが米国であろうと海外であろうと、すべての社員に健康保険を提供しています。さらに、会社の業績が上がれば、その収益はメンバー全員で山分けされるそうです。
4. Doist
Doistは、大人気の生産性アプリケーション「Todoist」を開発した企業であり、2,200万人以上の人が雑務やプロジェクトを管理するために使用しているといわれています。Todoistは、シンプルなインターフェースを特徴とし、ウェブアプリ、デスクトップアプリ、モバイルアプリ、ブラウザプラグインとしてアクセス可能です。2007年に設立された同社は、ジャマイカやポーランド、台湾、オーストラリアなど、世界各地に社員を抱えています。リモートワークに関連するすべての福利厚生を享受することができるほか、毎年1カ月間の有給休暇を取得し、好きな仕事に関連するプロジェクトに従事することができます。